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2012年 09月 30日
季節の変わり目、体調を崩しやすい時期ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今回は、 『 心と身体のつながり 』 についてのお話をします。 心と身体はつながっています 普段、私たちは心と身体を分けて考えがちです。 でも、本当に心と身体はバラバラに機能しているのでしょうか? 例えば、不安、うつ、恐怖症、パニック障害、夜眠れない……といった心の問題で困っているとき、皆さんの身体ではどんなことが起きているでしょう? 落ち込んでいる時→身体や胸が重い、だるい、疲れている… 不安、恐怖を感じている時→心臓がどきどきする、冷や汗が出る、胸が苦しい、呼吸が浅い… 夜眠れない時→身体が緊張している、手足が冷たい、呼吸が浅い……等々。 こんなことが身体で起きているのに気づいたことはありませんか? それから、学校やバイトに行きたくないな…と思ったとき、 本当に頭やお腹が痛くなったり、熱が出たりしたことや、 どうしても行かなくちゃ…と思っても、身体が固まって、足が一歩も前に出なかったということはありませんか? また逆に、とてもうれしいことがあったり、ワクワクしたり、幸せな気分になったとき、 胸がいい感じでドキドキしたり、ほわっと温かくなったり、手足にエネルギーが満ちあふれたり… といった体験をしたことはありませんか? 以上の例からも分かるように、心と身体は非常に密接につながっており、本来、分けて考えることはできないのです。 (詳しい説明は省きますが、それには自律神経系の働きが大きく関係しています) 心は本来、頭よりも、ずっと身体に近い場所で働いています。 以上を踏まえ、心が疲れた時に早く元気になる秘訣を、皆さんにこっそりお伝えしようと思います。 それは、「心地よい感覚とつながる」ことです。 心地よい感覚というのは、例えば、 温かい やわらかい 落ち着く すっきりする 軽い わくわくする 楽に呼吸ができる …などといった身体感覚のことです。 ちなみに、「感覚」と「感情」の違いはお分かりでしょうか。 「感覚」は上記のような「身体で感じる感覚」のことであり、 「感情」は「うれしい」「楽しい」「悲しい」「寂しい」「怒っている」「怖い」といった心の動きのことです。 癒しが起こるためには、上記のような「感情」を、身体レベルの「感覚」にまで落として、それに身体で気づくというプロセスが必要不可欠です。 「そうは言っても、つらい時に心地よい感覚になんかつながれるわけがないよ」 皆さんの中には、そう感じる方もたくさんいらっしゃるかもしれませんね。 ではここで、「心地よい感覚」とつながるための秘訣をお教えしましょう。 それは、 「自分が好きなこと、元気が出ることを体験する」ことです。 自分を元気にしてくれるものは、もちろん人によって違いますが、 一般的には、次のようなものがあります。 家族、友人、先生など自分が好きな人たち ペット 音楽 自然 趣味 スポーツ おいしくて栄養のある食べ物 お気に入りの場所 やりがいのある勉強や仕事 自分の性格で好きなところ 宗教やスピリチュアリティ ……などなどです。 こういった、自分を元気にしてくれるものを、英語では「リソース(資源)」と呼んでいます。 あなたのリソースは何ですか? どんどん、自分でこのリストに加えていってみてくださいね。 リストができたら、こうした自分のリソースを実際に体験したり、思い浮かべたりしてみてください。 その時、自分の身体ではどんなことが起きているか、身体感覚に注意を向けてみましょう。 そうですね、試しに、自分の好きな人をちょっと思い浮かべてみましょう。 そうすると、身体では何が起きますか? 胸がほわっと温かくなったり、身体の緊張が緩んだり、呼吸が少し深くなったりしていませんか? これが、さきほど書いた「心地よい感覚」です。 こうした感覚に気づいたら、ただしばらくその感覚を味わってみましょう。 そしてまた、自分が元気になることをどんどん実際に体験してみましょう。 このような体験を繰り返すことにより、少しずつ心が元気になっていきます。 だまされたと思って、どうぞ一度試してみてください。 そして、「自分で試してみても、どうも今ひとつ元気になれない」という時は、いつでも学生相談室にお越しください。 一緒に元気になっていきましょうね。 (天使大学学生相談室ニュースレターより)
by premacolumn
| 2012-09-30 12:35
| 癒し
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